この記事では、JavaScriptのMath.random()を用いて乱数を取得する方法について見ていきたいと思います。
Math.random()とは
Math.random()は、0以上1未満の乱数を返すメソッドです。
Math.random()の使用例
0以上1未満の乱数を返す例
for(let i = 0; i < 5; i++) {
console.log(Math.random());
}
この例では、0以上1未満の乱数を5回繰り返して出力するという意味になりますね。
では結果を見てみると
こうですね。
0以上1未満の乱数が出力されています。
0以上10未満のランダムな数値を返す例
let rand;
for(let i = 0; i < 5; i++) {
rand = Math.floor(Math.random() * 10);
console.log(rand);
}
この例では、Math.random() で返された0以上1未満の乱数に対して10を掛けた数値以下の最大の整数をMath.floor()で取得するという内容になっています。
では結果を見てみると
こうですね。
0から10までのランダムな整数が出力されています。
指定した範囲の乱数を返す例
function getRandom(min, max) {
let rand;
let randInt;
for(let i = 0; i < 5; i++) {
rand = Math.random() * (max - min) + min;
randInt = Math.floor(rand);
console.log(randInt);
}
}
getRandom(11, 20);
この例では、Math.random()で取得した0以上1未満の乱数に対して、最大値maxから最小値minを引いた数値を掛けた値に最小値minを加算します。
そうすることで、min以上max未満の乱数を取得することができますね。
そして、Math.floor()でその数値以下の最大の整数を取得することでmin以上max未満のランダムな整数を取得することができるというわけですね。
あとは引数を指定してその関数を呼び出してあげればいいですね。
では結果を見てみると
こうですね。
11以上20未満のランダムな整数が返されています。
まとめ
以上で見てきたように、Math.random()を用いることで0以上1未満の数値をランダムに取得することができます。
そして、この取得した数値に任意の整数を掛けてMath.floor()と組み合わせることで、その数値未満の最大の整数を取得することができます。
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