この記事では、JavaScriptのslice()で文字列の一部を切り抜く方法について見ていきたいと思います。
slice()とは
slice()は、対象となる文字列や配列の指定した位置にある文字や要素を切り取ることができるメソッドです。
今回は、文字列の一部を切り取る方法について見ていきましょう。
slice()の書き方
・文字列.slice(開始位置)
→ 文字列の開始位置から最後までを切り取ります。
・文字列.slice(開始位置, 終了位置)
→ 文字列の開始位置から終了位置の1つ手前までを切り取ります。
※位置のカウントは0から始まります。
slice()を用いた例
let str = "abcdefg";
console.log(str.slice(4));
console.log(str.slice(2, 5));
console.log(str.slice(-3));
console.log(str.slice(-4, -1));
ここでは、文字列「abcdefg」の一部を切り取るという内容です。
この文字列が以下のように切り取られて返されます。
・str.slice(4):文字列の4番目の文字「e」から最後まで
・str.slice(2, 5):文字列の2番目の文字「c」から5番目の文字「f」の1つ手前まで
・str.slice(-3):文字列の-3番目の文字「e」から最後まで
・str.slice(-4, -1):文字列の-4番目の文字「d」から-1番目の文字「g」の1つ手前まで
なお、位置の値がマイナスの場合は文字列の末尾からさかのぼって数えていきます。
では結果を見てみましょう。
こうですね。
ちゃんと指定したとおりに返されていますね。
まとめ
このように、slice()を用いることで指定した文字列の指定した部分のみを切り抜くことができます。
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