この記事では、JavaScriptでオブジェクトのプロパティを削除する方法について見ていきたいと思います。
オブジェクトのプロパティを削除する方法
オブジェクトのプロパティを削除するには、delete演算子を用います。
delete オブジェクト.プロパティ名と書くかdelete オブジェクト[“プロパティ名”]と書くことで
指定したプロパティをオブジェクトから削除することができるというわけですね。
ではさっそく例を見ていきましょう。
let obj = {"a": 1, "b": 2, "c": 3, "d": 4, "e": 5};
delete obj.b;
delete obj["d"];
console.log(obj);
ここでは、変数「obj」に代入されたオブジェクトのうち、名前が「b」と「d」のプロパティを
削除するという内容になっています。
なので、「obj」には削除したプロパティ以外からなるオブジェクトが格納されているはずです。
では結果を見てみると、
こうですね。
オブジェクトから名前が「b」と「d」のプロパティが削除されていますね。
せっかくなので、この返されたオブジェクトに対して何か処理をしてみましょう。
let obj = {"a": 1, "b": 2, "c": 3, "d": 4, "e": 5};
delete obj.b;
delete obj["d"];
for(prop in obj) {
obj[prop] *= 2;
}
console.log(obj);
こちらでは、先ほどの例にfor-in文を加えて、オブジェクトのそれぞれのプロパティの値を2倍するという処理を追加しています。
では結果を見てみると
こうですね。
オブジェクトのそれぞれのプロパティの値が2倍されていますね。
まとめ
以上に見てきたように、
delete演算子を用いることでオブジェクトのプロパティを削除することができます。
なお、オブジェクトにプロパティを追加する方法については以下の記事で説明をしていますので
あわせてご参照いただきたいと思います。
JavaScriptでオブジェクトにプロパティを追加する方法
コメント