この記事では、JavaScriptのMath.ceil()で小数点以下を切り上げる方法について見ていきたいと思います。
Math.ceil()とは
Math.ceil()は、指定した数値の小数点以下を切り上げるメソッドです。
Math.ceil()の書き方
Math.ceil(数値)
Math.ceil()の使用例
正の数値に用いる場合
let nums = [1.4, 2.5, 3.6];
let ceil;
for(let i = 0; i < nums.length; i++) {
ceil = Math.ceil(nums[i]);
console.log(ceil);
}
この例では、配列[1.4, 2.5, 3.6]のそれぞれの要素に対してMath.ceil()を用いて小数点以下を切り上げるという内容になっていますね。
では結果を見てみると
こうですね。
それぞれの数値の小数点以下が全て切り上げられていますね。
では次に負の数値を切り上げた場合について見てみましょう。
負の数値に用いる場合
let nums = [-1.4, -2.5, -3.6];
let ceil;
for(let i = 0; i < nums.length; i++) {
ceil = Math.ceil(nums[i]);
console.log(ceil);
}
この例では、負の数値からなる配列[-1.4, -2.5, -3.6]のそれぞれの要素をMath.ceil()で切り上げるという内容になっています。
では結果を見てみると
こうですね。
それぞれの数値を切り上げた整数値が出力されていますね。
まとめ
このように、Math.ceil()を用いることで、小数点以下を切り上げた数値を返すことができます。
また、Mathを用いたメソッドには他にも
・小数点以下を四捨五入するMath.round()、
・0以上1未満のランダムな数値を返すMath.random()、
・小数点以下を切り捨てるMath.floor()、
・指定した数値のなかの最大の数値を返すMath.max()
などがありますので、あわせてご参照ください。
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