この記事では、JavaScriptのMath.PIを用いて円周率の計算をする方法について見ていきたいと思います。
Math.PIとは
Math.PIは、Mathオブジェクトのプロパティで、円周率を取得することができるものです。
Math.PIの使用例
let area;
function calcArea(radius) {
area = radius * radius * Math.PI;
console.log("半径が" + radius + "の円の面積は" + area + "です。");
}
console.log("円周率は" + Math.PI + "です。");
calcArea(5);
この例では、関数calcArea()で円の面積(radius * radius * Math.PI)を計算して、コンソールにその結果を出力するという内容になっています。
そして、一番下の行でこの関数を呼び出していますが、引数に指定している「5」は関数の定義部分の引数「radius」に渡されます。
なので、半径5の円の面積(半径×半径×円周率)が返されるはずです。
では見てみると
こうですね。
5×5×円周率の値が返されていますね。
まとめ
このように、Math.PIを用いることで円周率を用いた計算を行うことができます。
Mathオブジェクトには他にも
・0以上1未満のランダムな数値を返すMath.random()
・小数点以下を四捨五入するMath.round()
・小数点以下を切り捨てるMath.floor()
・小数点以下を切り上げるMath.ceil()
・最大値を取得するMath.max()
・最小値を取得するMath.min()
・累乗を計算するMath.pow()
・絶対値を取得するMath.abs()
などがありますので、よろしければご参照ください。
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