この記事では、JavaScriptのMath.min()で最小値を取得する方法について見ていきたいと思います。
Math.min()とは
Math.min()は、指定した数値のなかの最小値を取得するメソッドです。
Math.min()の書き方
Math.min(数値1, 数値2, …)
Math.min()の使用例
まずは、Math.min()を用いたシンプルな例について見ていきましょう。
let min = Math.min(3, 8, 6, 2, 7);
console.log(min);
この例では、Math.min()で指定した文字列3, 8, 6, 2, 7の中から最小値を取得するという内容になっています。
では結果を見てみると
こうですね。
指定した文字列の最小値「2」が返されていますね。
では次に、配列の要素の中から最小値を取得する方法に見ていきましょう。
let arr = [5, 2, 1, 4, 6];
let minArr = Math.min(...arr);
console.log(minArr);
この例では、配列[5, 2, 1, 4, 6]の中から最小値を取得するという内容になっているのですが、配列を展開するスプレッド構文を用いています。
スプレッド構文は配列を展開する構文のことで、ここでは…arrがそうですね。
では結果を見てみましょう。
こうですね。
配列の最小値「1」が返されていますね。
まとめ
このように、Math.min()を用いることで、指定した数値の最小値を取得することができます。
また、Mathを用いたメソッドは他にもあり、
・小数点以下を四捨五入するMath.round()、
・0以上1未満のランダムな数値を返すMath.random()、
・小数点以下を切り捨てるMath.floor()、
・指定した数値のなかの最大の数値を返すMath.max()
・小数点以下を切り上げるMath.ceil()
などがありますので、あわせてご参照ください。
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