この記事では、JavascriptのMath.max()を用いて指定した数値のなかの最大値を取得する方法について見ていきたいと思います。
Math.max()とは
Math.max()は、指定した数値のうち、最大値を取得するメソッドです。
Math.max()の書き方
Math.max(数値1, 数値2, …)
Math.max()の使用例
まずはMath.max()を用いた基本的な使用例を見ていきましょう。
Math.max()の基本的な使用例
let maxInt = Math.max(1, 5, 3, 7, 6);
console.log(maxInt);
この例では、Math.max()の引数に指定した数値1, 5, 3, 7, 6のうちの最大値を取得するという意味ですね。
では結果を見てみると
こうですね。
指定した数値のなかの最大値「7」が取得されていますね。
では次にMath.max()を用いて配列の要素の最大値を取得する方法について見ていきましょう。
Math.max()で配列の要素の最大値を取得する方法
Math.max()で配列の要素の最大値を取得するにはスプレッド構文を用います。
let arr = [2, 8, 4, 10, 9];
let maxEl = Math.max(...arr);
console.log(maxEl);
この例では、配列[2, 8, 4, 10, 9]をMath.max()の引数の中でスプレッド構文を用いて展開することで最大値を取得するという内容になっています。
では結果を見てみると
こうですね。
配列の最大値である10が取得されていますね。
まとめ
このように、Math.max()を用いることで指定した数値の中の最大値を取得することができます。
また、配列の最大値を取得するにはスプレッド構文を用いればいいですね。
Mathを用いたメソッドには他にも
・小数点以下を四捨五入するMath.round()、
・0以上1未満のランダムな数値を返すMath.random()、
・指定した数値以下の最大の整数を返すMath.floor()
などがありますので、よかったらご参照ください。
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