この記事では、JavaScriptのwhile文を途中で抜け出す方法について見ていきたいと思います。
while文とは
while文は、指定した条件を満たしている間はループ処理を繰り返すという構文です。
while文の書き方
while(条件) {
処理
}
while文を途中で抜け出す方法
while文を途中で抜け出すには「break」を用います。
では、早速例を見ていきましょう。
while文でbreakを用いる例
・HTML
<p id="result"></p>
・JavaScript
let i = 1;
let sum = 1;
let result = document.getElementById("result");
while(i >= 1) {
sum *= i;
i++;
if(i > 5) {
break;
}
}
result.textContent = "1から5までの数字を掛けた値は" + sum + "です。";
この例では、while文で変数「i」が1以上の間はループを続けるという内容になっていますね。
ループ処理の内容は、変数「sum」に変数「i」を掛けてから「i」に1を加算するという形になっています。
なので、このままだと「i」はずっと1以上のままなので無限ループになってしまいます。
そこで、その後にif文を用いて、その条件を満たした場合に「break」を実行させることで、while文から離脱させることができます。
では、結果を見てみましょう。
「Result」タブをクリックすると
こうですね。
ちゃんと1から5までを掛けた数値が出力されていますね。
まとめ
このように、while文の中で「break」を用いることで、実行中のループ処理から離脱することができます。
コメント